Kokocool 南滋賀のグルメ旅
はじめに
TwitterかFacebookか、どこから来たのかもう覚えてないけれど、滋賀県の南のあたりを巡る旅のモニターを募集しているとの記事をたまたま読んで、ウェブサイトを読んでみると、なかなか面白そうだったのであまり深く考えずに応募してみました。なんとなく、予感はあったのですが、見事当選、ということで「Kokocool モニターツアー:生産地から巡る とことん滋賀グルメ探訪ツアー」に参加してみることにしました。
思えば、京都に住んでいるとあまり滋賀県に積極的に行くということがありません(ついでながら大阪にも積極的に行くこともありません)。出身大学の保養所と言いますか、「リトリートセンター」が琵琶湖の西側にある北小松にあるのでそちらはよく利用していましたが、ここ数年はなかなか行く機会に恵まれず、とんとご無沙汰でした。ましてや、魚釣りなんかが趣味だったら違うのかもしれませんが、わざわざ滋賀県に行くということは、これまでほとんどなかったと思います。ただ、以前から滋賀や琵琶湖には関心があり、そのうち、ゆっくり自然やグルメを満喫してみたいな、と思っていたので、まさに渡りに船という感じで、これを機会にもっと探求するきっかけになったら良いなと思っています。
さらに言うと、もともと、淡水魚には親しみがあるので、琵琶湖特産の魚を使った料理などには興味がありましたし、それに関わる環境、漁業、文化などにも関心があります。日本ではほぼ絶滅状態の淡水魚漁業というのも、ここではまだ生き延びています。私が選んだ今回のモニターツアーのテーマは滋賀のグルメ、しかも生産地を巡る旅ですので、面白くないわけがありません。
今回の対象エリアは南滋賀県ですが、私もそれなりに世界中を回っていますので、忌憚なく、かつ広い視点でそれぞれのスポットを紹介していきたいと思います。
旅のインフラとしてのマクド、そしてスタバ(加えてKFCあたり)
マクドナルドを愛してやまない、ということもありませんが、憎くてたまらない、ということもありません。世界中、どこに行っても、まあ多少の地域差はあるものの、だいたい同じようなものを食べられるということはすごいことだと思いますし、それを提供しているマクドはすごい。それ自身はまさに賞賛に値すると思います。もうレストランを探すのがめんどくさいけど、お腹はすごく空いている、というような場合の駆け込み寺としてマクドナルドを使うこともしばしば。しかも、ヨーロッパなんかだと、日曜日にはファーストフードのお店と中華のお店しかやってなかったりするので、そういう時も便利。あ、あとは、Wi-Fi目当てに、ということも。
写真は香港のマクドナルドですが、だいたい日本と似たようなものが食べられます。そういう意味では食事で「ハズレがない」という、海外では極めて重要な経験が得られます。いや、実際、言葉も通じなければ、文字も読めない、しかも、メニューに書いてあったものとは全く違うようなものが出てくる、なんてことは海外旅行では通常のことですので、「いつものアレ(にほぼ近いやつ)」が出てきて、安心して食べられるというのは本当に重要です。あと、値段も明記してあります。これもすごく大事なことです。
見た目の特徴は今ひとつですが、インドはニューデリーにあるマクド。この国では「肉」は基本的にチキンです。これが一番無難(豚も牛も避けられているので)。
他にも、世界中で展開している会社、例えばスタバなんかも、まあだいたい似たような感じです(そもそもコーヒーでは外しにくいということもありますが、中には「色つき・・・お湯?」みたいな「自称コーヒー」もありますので・・・)。こちらでは、前述のマクドナルドの多くのお店でもそうですが(日本は違いますが)、フリーWi-Fiを設置してあるところが多く、そういう意味では、コーヒープラスの経験ができるということで、重宝します。この場合の「フリーWi-Fi」は、前もって登録などは必要とせず、店頭でパスワードなどを入手してネットにつなげることができる、ということです。
こちらは中国・成都のスタバです。
どちらも飲食店であるのですが、もうここまで世界中に増殖していると、私なんかは、「旅人のインフラ」という観点で見てしまいます。水や電話、ガスや道路と同じ、旅行者に日常には不可欠な設備、という感じです。これがなくてもなんとかなるけれど、あったら安心、というところでしょうか。
こちらはインドネシアのジャカルタにあるスカルノ・ハッタ空港にあるスタバ。ちなみに、値段も世界中でほぼ同じです(ということは現地の人にとってはかなり高いということがしばしばありますし、為替のレートによっては「日本よりかなり高い!」ということにもなります)。
あ、あと海外ではこれにKFCが加わります。すなわち、ケンタッキーフライドチキンです。日本では文字通りチキンのお店ですが、各国でのメニュー構成が比較的自由なのか、一体何のお店かよくわからないようなKFCも多いですw
こちらは仁川国際空港のKFC。先ほども書いた通り、チキンはだいたい世界中どこに持って行っても問題ないので、それゆえに世界展開しやすかったのではないかと思っています。
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日本にはもうちょっと焼き小籠包があってもいい
小籠包というと、台湾からの超有名店である「鼎泰豐 」が超有名ですが(ちなみに京都だと高島屋にあります)、これをアレンジというか、また別の形に進化した「焼き小籠包」というのがあり、これがまた超絶絶品なのです。
いわゆる小籠包よりも一回り大きく、感覚としては「中籠包」と言うくらいの感じで、中には肉汁がたっぷり入っており、この上の写真にはゴマが付いていませんが、お店によってはたっぷりゴマも付いており、いいアクセントになっています。
なお、中国語では「生煎饅頭」と言うようです。
こちらのお店です。
こちらのお店、この写真の時にはさほどではありませんが、結構普通に並ばないと買えません。しかも、地元の中国人のみならず、私たちのような外国人も一緒に並んでいたりして、大人気店であることがわかります。しかも、チェーン店なのですから、是非是非、京都に一店舗出店して欲しいところです。
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日本にはもうちょっとケバブがあってもいい
日本は、世界でも有数の難民を受け入れない国で有名(notorious)ですが、なかなかどうして、ケバブにとっても敷居が高い国のようです。
それ以降、さほど状況は変わっておらず、相変わらず日本で気軽にケバブを食べるのは、なかなか難しいのです。
もちろんトルコ料理屋さんとか、多分あるであろうギリシャ料理やさんなんかにはケバブがありますが、もっと気軽に食べたいのですよ。それこそ、ファーストフードくらいの勢いで。
こちらはパリでのケバブですが、ギリシャ風の名前で「ギュロス」Gyrosと呼ばれています。たまたまお皿にのったパターンですが、こんなのもあります。
これは、お持ち帰り用のもの。中にフライトポテト(「英」語で言う所のチップス)。よく考えたら、これ、全部入りだな。すごい話だ。
日本人の口には合わないってこともないだろうし、あの、店頭でぐるぐる回っているお肉を削ってパンの中に入れたりするのって見た目的にもエンターテイニングでいいと思うんだけど、なぁ。
ちなみに、この写真は同志社大学京田辺キャンパスのクローバー祭での一コマ。学生?と思われるかもしれませんが、違います。この「学園祭」のテーマが「地元の人も参加」ということなので、近畿地方のどこかのお店から来ているのだと思います。残念ながら、トルコから直接来ているというわけではないと思われます。
そんなわけで、全国7500万人のケバブ愛好者の皆さん、今こそ立ち上がれ!(とりあえず)トルコの同胞と心を合わせて、この東洋の島国にケバブを普及させるのだ!
日本にはもうちょっとフォーがあってもいい
ベトナムの国民食?というか、非常にポピュラーな食べ物で、フォー(Pho)というのがあります。
基本は、米粉の麺で、これにあっさりスープにパクチーが基本形、トッピングとして牛肉を載せる場合はフォーボー(Pho Bo)、鶏肉の場合にはフォーガー(Pho Ga)となります。プラス、揚げパンなどをつけて食べる場合もあったりして、ベトナムなら、そこらじゅうで食べることができます。
「そこらじゅう」というのは、日本のコンビニ並に、というほどとにかく数が多い、ということもあるのですが、ちょっとした路地を利用してお店を出していることも多かったりするのです。かっこよく言うと、ストリートフード、ということでしょうか。しっかりとした店舗でお店を構えているところも多いのですけれど、文字どおりストリートで、隣にカブが通っていくのを見ながら麺をすするというのは、もう日本ではなかなか経験できなくなってしまった風景だと思います。
Pho on the Street.
こちらはフォーボー。子供用という感じの小さな椅子に座って、麺を啜ります。ライムを搾り、ナンプラーなんかも入れたりして、味を自分の好みに仕上げます*1
フォーは極めて気軽で、かつ安価、すぐに食べられるのは、日本の立ち食いそばやうどんと同様なのですが、残念ながら、日本でフォーを食べようとすると、ベトナム料理やさんで、例えば「フォーボーランチ850円」みたいになってしまいます。「Kake-Udong $6.5」みたいな感じでしょうか。いや、それはやっぱり違うだろう、ということで、「かけフォー」250円、「フォーにボーかガーのトッピングで400円」というのを提案したい。パクチートッピングは100円でどうだ!フォーは米粉の麺なので、入手も容易のはずだし、何も難しくはないと思うのだけれど、あとは在日ベトナム人と、全国6000万人(推定)のフォーファン、そして、その数をかなり上回ると思われるパクチーファンに期待しましょう。
五月の連休はどこに行くべきか
5月の連休に海外に行くとすればどこがいいのだろうか?
よく考えてみると、個人的にはあまりこの連休の時期にがっつり海外旅行とかしたことがりませんが、もし行くとすれば、ということで考えてみたいと思います。
一応条件としては;
- できたら、(それほど)日本人がいないところ
- そんなに高くない
- 時間がかからない
あたりでしょうか。何せ、集中して休みになるので、日本人がいそうなところは、ものすごくいそうな気がするので、うまく穴場を見つける必要があります。
そして、遠くなく、近すぎず。飛行機の時間がかかりすぎるような南アメリカやアフリカはちょっと大変そうですので、除外。自ずと、アジアになるのではないかと思います。
これだと、おそらくベストチョイスはホイアンを中心とした、中部ベトナムのリゾートあたりを提案したいと思います。
時差も2時間で体への負担も低いし、北のハノイや南のホーチミンなら直行便もあるし、まだまだリゾートのイメージとベトナムはくっついていないだろうし、さらには同じベトナムでもホーチミンやハノイほど日本人は来ないだろうし、中部に来るとすればホイアンくらいかもしれないけれど、それほど多くはないだろうし、五月の連休中は、東南アジアは基本的に真夏なので海で遊んだりするのも余裕です。
日本からだと中部の主要都市のダナンへは、成田からなら毎日、昼前に出て夕方に到着するフライトです。そのままホイアンあたりにタクシーで行くのがいいかな。ホイアンは世界遺産の街で、古い町並みがしっかり残っている美しいところです。ここを拠点にリゾートにも行けます。王宮のあるフエなんかもありますが、あそこはそれしかない、ので、こっちのほうがいいでしょう。食べ物も美味しい。遺跡ファンなら、 ミーソン(My Son)遺跡などもあります。
夜のホイアンです。そうそう、あまり大きな町ではないということもあって、昼間はバイクなどの乗り入れが禁止されており、ベトナムにもかかわらず、あの名物のカブ渋滞を見ることはできません。
オススメです。
【旅の道具】Go Pro
記録道具としてのカメラは、歴史上何度か大きな技術革新がありました。自動的にピントを合わせるオートフォーカスもそうでしたし、フィルムを廃してデジタルに移行したのも、これまた大きな革新でした。
そういう意味では、厳密な意味での技術の革新ではないのかもしれませんが、アクションカメラに位置づけられるGo Proの登場というのは、記録道具としてのカメラの一つのエポックメイキングな位置にあるのではないかと思います。
先日も、ニコンから同じようなコンセプトで、しかし、360度をぐるっと撮影できる、Key Mission360が発表されたのはこの流れでしょう(もう一つの流れはリコーのThetaSだと思います)。
こちらがGo Pro。「ゴープロ」とカタカナで書くとちょっと間抜けな感じですが、正確に言うと、Hero4が製品の名前ですね。でも、Go Proというのが一般的な印象です。
【国内正規品】 GoPro ウェアラブルカメラ HERO4 シルバーエディション アドベンチャー CHDHY-401-JP
- 出版社/メーカー: ゴープロ
- 発売日: 2014/10/18
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ただちょっとめんどくさいというか、まあ仕方ないのですが、アタッチメントが非常に多く、それはそれでいいのですが、結構値段が高かったりするので、自分の目的に合わせていろいろ買い揃えると、デジタル一眼レフカメラと変わらないどころか、物によっては超えてしまうことも多々あるようです。
旅行の記録を取るには、いろいろありますが、このような小型の動画を記録できるカメラはなんだかんだで便利です。公式のYouTube動画では、いろいろなスポーツ関連の動画が掲載されています。
とりあえず、ニコンファンの私としては、Key Mission360の方を眺めつつ、検討したいところですね。