Travel Note

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シリア旅行(7)22nd Aug. マリアのベルト〜モスク〜城跡〜ハマの夜

 月曜日。今日から、北シリアへ二泊三日の小旅行です。遺跡巡り、といった感じでしょうか。

  ホムス(Homs)という町を目指します。

  まずは、シリア正教の教会を訪問。

マリアのベルトのある教会

ここには、なんとイエスの母であるマリアのしていたベルトがある、とのこと。教会の名前も、フランス語でEglise Notre Dame de la Ceinture Syrienne Orthodoxeとありました。「シリア正教マリアのベルト教会」てな感じでしょうか。

 その後、モスクへと行きました。

Khaled Ibn Al-Waleed Mosque

こちらも有名だそうで、ハーリド=イブン=アル=ワリッド=モスク(Khaled Ibn Al-Waleed Mosque)といいます。名前の通り、このモスクは、ハーリド=イブン=アル=ワリッドという人物を記念して作られたようです。そして、この人物(585-642)は、一度も負けたことがない、というなかなかすごい人物だそうです。

続いて、十字軍ゆかりの城跡です。

これは、クラック=デ=シェヴァリエ(Crac des Chevaliers)という名前が付いています。これは、「騎士たちの要塞」という感じの意味でしょうか。なぜ、このような名前で今でも呼ばれているのかはよくわかりません。つまり、名前を変更されずに、フランス語で呼ばれているというのが、何とも不思議な感じもします。

Crac des Chevaliers

全体としては、よく保存されており、かつ今でもコンサートなどイベントで使われている場所であったりします。この手の城は何度も見たことがありますけれど、なかなかその時代を浮かび上がらせるような保存はむずかしいといつも感じます。

 今日の宿泊先は、世界最大の水車でもおなじみのハマです。

ハマの水車

残念ながら撮影が夜なので、ちょっとわかりにくいのが残念。ちなみに、この右手の広場には、ラクダがいました。当然ですが、お酒なしなので、非常に健全な夜のピクニックという感じです。

ハマの夜

ホテルは、Noriaというところに泊まりました。ここは、入り口こそ不安を抱かせるようなところですけれど、中の設備は素晴らしく、お勧めです。

 

<つづく>