Travel Note

Travel record, note, tip.

シリア旅行(12)27th Aug. ドーハ〜帰国

いよいよ、帰国です。


ダマスカス国際空港

再び、ダマスカス国際空港へ。

Damascus Intl. Airport

帰りもいい天気です。ダマスカス市内からは、ミニバスでした。空港へ行くときには、バスよりも電車の方がいいような気がします。バスよりも電車の方が時間に正確、とはかぎらないのですけれど、なんとなく正確であろうとするのは、電車の方のような気がします。少なくとも、交通渋滞というのはないはずです。日本ですと、電車や飛行機などに、異常なほど正確さを求めるので、電車の方が時間に正確なのかなと刷り込まれている気もします。

 当たり前ですけれど、飛行機はビジネス以上で行きたいもんです。ファーストとはいいませんけれど。特に長旅の場合は、どうしても疲れますから。

 帰りも行きと同じコースをたどりました。まずは、ダマスカスから、ドーハへ。

Lunch@Qatar Airways

ダマスカスからドーハでの機内で出たランチです。メインの右側はオクラです。ちなみに、オクラは英語でもokraです。ドイツ語でも似たような単語で、Okraschote, -eです。

 ドーハでは、行きと違ってずいぶん多くの日本人を見ました。どうやら、みなさん関空行きの飛行機待ちのようです。わたしも、ツアーの一人と間違われました。この空港からトルコやエジプト行きの飛行機が出ていますから、そのような方面へのハブとなっているのでしょう。

 時間が経つに連れて、場所はドーハでも、すっかりまわりは日本です。

 カタール航空は、前述の通りANAと提携を結んでいるので、それも仕方ないのかもしれませんね。

次は、ドーハから関空までの食事です。

Lunch@Qatar Airways

メインはたしかチキンでした。なんか、アテンダントの手際の悪さが印象に残っています。ちょっとうれしかったのは、Marsというチョコレートがデザートとして出たことでした。日本では売っていないこのチョコレートですが、イギリスにいるときにはよく食べてました。日本では売っていないのが残念です。日本は日本で大きなお菓子メーカーがたくさんありますので、輸入菓子というのは、なかなか難しいのでしょう。

Breakfast

一応「朝食」です。ただし、この食事がでたときの日本時間は、丁度お昼くらいでした。このオムレツが、ものすごく固くて、おいしくありませんでした。後述のようにざるそばを食べる予定だったので、三分の一ほど食べて、返してしまいました。このときも、アテンダントの対応の悪さが印象に残っています。「どちらがいいですか?」と聞かれたのですけれど、覚えていなかったので、「何と何?」と聞き返したら、最初にもらったカードを見ろという指示でした。これではいけません。そういうときには、ちゃんと口で言うべきです。たいした手間ではないのですから。こういうところをしっかりしないというだけで、カタール航空全体の印象が悪くなってしまいます。今回は、エコノミーだから、仕方がないのかもしれませんけれど、私がこの先ビジネスクラスを選ぶような立場になったら、どうするつもりでしょうか?カタール航空を永遠に選ばない可能性もあります。もっとも、ビジネスクラスでは全然違う扱いを受けるとは思いますけど。

そんな訳で、帰りの飛行機はどれも今ひとつでした。食事もフライトアテンダントの対応も。残念ながら、カタール航空の私の評価は下がってしまいました。もっとも、食事もフライトアテンダントも、次にカタール航空を使うときには同じ食事でも担当者でもないので、評価は変わるでしょう。

 久しぶりの日本は、相変わらず暑くーーシリアとは全く違う種類の暑さでした。違う国に来たのだなと、否が応でも感じます。

Lunch

帰国してすぐにざるそばを食べました。私は、海外から帰国すると最初にざるそばを食べることにしています。以前、イギリスから帰国したときにも最初にざるそばを食べたり、その次にドイツから帰国したときもそうだったので、それ以来「帰国したらざるそば」というたいして意味のないルールを作りました。今回もおいしくいただけてよかったです。

 それよりも、シリアにいつ帰ってくることができるのか、その機会はあるのか、あれば、また楽しいことになるでしょう。でも、それを思うのはしばらく経ってからではないかと思います。

 日本は、春夏秋冬いつの季節も美しいのですが、シリアは、春が特に美しいそうです。その頃に、再訪できる機会があれば、と思いました。 

<おしまい>