バークレーに行ってきました(2)
先日書いたように、カリフォルニア(California)のバークレー(Berkeley)を訪れた時、マーケットが開催されていました。
詳しいことは知らないのですが、このマーケットは、Ecology Centerというところが主催しているようです。
わたしが訪れたのは、このセンターが主催しているマーケットのうち、Downtown Berkeleyで毎週土曜日に午前10時から午後3時まで開催されているものでした(このセンターでは、他に3カ所で同様のマーケットを開催しているとのこと)。
View Berkeley Farmers' Markets in a larger map
すぐ隣にはM.J.King Jr. Civic Center Parkという公園もありまして、のんびりした非常にいい雰囲気でした。
売っているものも、バークレー近隣の農家が自分たちの野菜や果物(日系の農家の方もおられました)。Ecologyを掲げているだけあって、非常にdown to earthな感じの、アメリカの非常によい部分を出しているという感じのマーケットでした。
もちろん、野菜や果物だけではなく、簡単な料理なんかも売ってました。もっとも、料理の方が取りたてて安いという感じではなく、そのあたりは「アメリカ価格」であったのは、まあ仕方ないかもしれません。
他にもシャンソンを歌っている女性がいたり、マーケットとは直接関係ありませんが、どうやら英語研修でカリフォルニア大学バークレー校に来た日本の大学生が英語の授業で、街の人にインタビューをしていたりと、天気がよかったせいもあって、終始、楽しげな雰囲気でした。
ここに住んでいたわけではなく、旅行者として訪れただけですので、見た部分は表面的な部分でしかないのですし、このようなマーケットは別に珍しいというわけでもありません。それでも、アメリカ、というよりも、ひょっとするとカリフォルニアの豊かさを感じずにはいられません。21世紀になってこれですから、少し前の世代というか、70年代あたりにここに来たら、その格差に愕然としたことでしょう。
観光地としては、少々地味かもしれませんけれど、のんびり過ごすにはよいところです。
<つづく>