【旅行学】(3):マイレージについて
【シリーズ旅行学】(3)
飛行機を頻繁に乗る人にとっては、マイレージをいかに効率よく貯めるか(そしてどう「使うか」)、という問題は重要なものであります。ある程度、一定期間中に貯めると、ラウンジを使用できるようになったり、優先搭乗、そして重要な優先チェックインなどいろいろな特典もあります。
なかには、旅行が好きなのか、マイレージを貯めるのが好きなのかよく分からない人もいますけれど、どちらでも個人的にはいいと思いっています。とりあえず、どうやって選ぶか、ということに就いては以下の三点が重要でしょう。
1. 「好き」を選ぶ
出発点は、どの会社でマイレージを貯めるか、ということですが、どれがお得かで選ぶのは個人的にはあまり好きではないので、とにかく「好き」なのを選ぶのが最も正しい答えです。これ以外はありえません。
フランス好きならエールフランスのフライングブルー(Skyteam)を選んだらいいでしょうし、タイ好きならタイ航空のロイヤルオーキッドプラス(Star Alliance)を、香港マニアなら当然キャセイパシフィックのマルコポーロクラブ(One World)があります。細かいところを見ていったらキリがありません。とにかく、理屈抜きに「好き」という基準で選ぶのが一番幸せになれます。ただし、日本に拠点を置く場合、必ずしも貯めやすい、ということではないのが欠点でしょう。
2. 浮気は(できるだけ)しない
これは当然のことなのですが、一度どこかを選んだら、その会社もしくはパートナーの航空会社を選ぶべきです。選択と集中ということです。
例えば韓国に行く場合を考えます。ANAやAsianaなどStar Allianceの会社を選んだら、大韓航空やJALで行くべきではないといえましょう。そのような選択をすることで、運賃が少々高くなったとしても、別のアライアンスを選ぶ方が結果としては高くつきます。
3. 「好き」がなければ、とりあえず「日系」のどちらか
日本で住んでいる場合には、日系のJAL(One World)かANA(Star Alliance)を選ぶのが懸命でしょう。とりあえず両方に加入してもいいとは思いますが、使うのはどちらかに絞るのがよいでしょう。
ここでちょっと面倒なのは、例えば大韓航空やエールフランスなど、Skyteamを自分のメインのエアラインに選んでしまうと、日本国内を利用する場合だと少々溜めにくい。国内旅行がメインなら、やはり日経のどちらかを選ぶのがいいのだと思います。
しかし、「好き」というのがないのも、寂しいものです。
ちなみに私は、とりあえずすべての主要アライアンスの会員です。
私は西洋かぶれ(笑)なので、ドイツとフランスの両方を持っています。ちなみにイギリスは、ブリティッシュエアウェイズという会社がありますが、ここはワンワールドに加盟しており、これは日本航空も加盟しているので、わざわざ増やす必要はないです。