Travel Note

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Kokocool2:「叶匠壽庵」の「寿長生の郷」

ココクールツアー:南滋賀県をめぐる旅は「叶匠壽庵」の「寿長生の郷」から始まります。

 

 前半は「かのう・しょうじゅあん」、後半は「すないのさと」と読みます。日本語は難しいな。これだけの固有名詞だと(少なくとも私は)なんだかさっぱりわかりませんでしたが、要するに和菓子のお店が出しているレストラン兼体験施設、といったところでしょうか。

www.kanou.com

www.sunainosato.com

 

なんですが、特に「叶匠壽庵」のサイトには、ここがいったいどんなところなのか、どんな歴史があるのか、誰が作ったのか、そういう情報がないので(もしくは、あるのかもしれませんが、見つけにくかったので)もっとはっきり「和菓子のお店です」とあった方がいい気がしました。

ちなみに、よくまとまっている自己紹介文としては、アップルのプレスリリースの最後に乗っている文章ですね。ともあれ、今回はこの「すないのさと」で和菓子作りの体験と昼食をとりました。

寿長生の郷

時期的には2月の終盤でしたので、ちょっと梅の季節には早かったようです。 

 

まずは昼食です。「美山つづら弁当」ということで、こんな感じの内容でした。

美山つづら弁当

 

上から見るとこんな感じです。この写真にはありませんが、もともと「つづら」と言いますか、カゴに入ったような形で出てきたのを食べやすいように、展開させたのが、この写真になります。

美山つづら弁当

これにご飯とお吸い物がつきます。

DSC_7988

あ、もちろんデザートも。

大変上品なお味で、特に言うこともない気もするのですが、これが今回のツアーの最初の食事、ということもあって、もう少し「滋賀県っぽさ」を期待していました。100%滋賀県で採れたもの、である必要はないと思いますが、あまり滋賀らしさが感じられない、というのも正直な感想です。名物「赤こんにゃく」があるので、滋賀(というより近江?)らしさは、もちろんあるのですが、お刺身などは、当然ですが滋賀県で採れたものではないです(ちなみに味は良かったです)。

 

このあたりの判断は、難しいところで、どこで獲れようが、滋賀のお店で出されたら、それで良い、それが滋賀のものであるという考えもありますし、いや、そうではなく、ちゃんと素材も滋賀のものを使うべきだ、という考え方もあり得ましょう。まあ美味しければ、どっちでもいいという考えでもいいと思いますが、しかし、今回のような場合、やはり、素材にも気を使って欲しいところであるというのが私見です。

 

続いて、和菓子作り体験をしました。

和菓子作り体験

御多分に洩れず、和菓子作りなんか、初めての経験で、まったくうまくいきませんでした(笑)。ちょっと意外だったのは、実際に作る時に、少量の油を手につけて餅の滑りを良くするというテクニックが使われていたことですね。なんの油だったのかな?

自作の和菓子

 こちらがその成果。ちなみに左下の丸っこいのは、一応「うぐいす」、二つある黄色い物体は、一応「ハスの花」のはずですが、パイナップルのキャンディーみたいになってますな・・・笑 こちらも味は、素材が良かったので美味しゅうございました(笑)

 

ここでちょっと時間を使い過ぎてしまったせいか、次のプログラムのお抹茶の時間が少し少なくなってしまったのは残念でした。

お茶タイム

こちらが今回出されたお菓子です。

和菓子

 上品なお味で良かったです。

 

 寿長生の郷は、食べ物は美味しいですし、季節がうまく合えば梅林もあり、自然も楽しめるところです。和菓子、というか「和」を中心として、食事なんかを楽しめる場所です。もちろん公共交通機関でも行くことができますが、自家用車があった方がかなり便利ですね。ただ、上にも書きましたが、それほど滋賀らしさというのを感じるということはない気もします。もっとも、このことを全面に押し出しているというコンセプトの場所でもないので、そこまで要求するのは酷かな、とも思いました。

 

ガイドというか、案内をしていただいた方は、雄弁というか、色々語ってくれましたが、正直、ちょっと喋りすぎと感じました。そういうのが好きな方もいるのかもしれませんが、私の好みではありませんでした。

 

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