韓国のコンビニ:GS25(釜山)
韓国に行くと、大抵お世話になるコンビニの一つGS25。
(相変わらずの)ウィキペディアによれば、元々は(家電やPC用のディスプレイなどで有名な)LGグループに所属し、そこから分離独立したGSグループの傘下にあるそうです。すっかり忘れていましたが、私もサブディスプレイに私もLGのものを使っています。
(別にウィキペディアが悪いわけではありませんが、それなりの人が使っているこちらのコンビニも、日本語ではほとんど情報がないというのも何か不思議な話です。そんなものなのかしら)
元々はLG25という名前だったそうです。
こちらは釜山で撮影されたもの。他の国でもそうですけれど、コンビニエンスストアは、それぞれの国の代表的な日常品が売られているので、どこに行っても興味深いです。
日本には進出してはいませんね。まあ、なかなか難しいとは思います。
【グルメ】きらく(大阪市・西成区)
大阪市の西成区にあるホルモンうどんのお店、きらくに行ってきました。
超ローカル、超ディープ、超渋いとしか形容ができないお店です。まず、場所が、いろいろな言い方はあるけれど、大阪でも一番「ディープ」なエリアです。
そして、お店そのものもローカル色満点。 こちらは知っている人は知っている有名店です。 でも、ちょっと驚いたのは、某世界的なレビューサイトで見たところ、一人だけしか書いていなかったりします。しかも、最初の方は東京の人。つまり、ローカルの人は今まで誰も書いていなかったということになります。
確かにものすごく行きにくい場所であることは間違いありません。デートに使うかといったら、それは難しい。クールさがあるかといえば、あるとはお世辞にもいえない。外国人ウェルカム?おそらく、誰も差別しないという意味では誰でもウェルカムだろうけれど、スタバやマクドナルドとは全く違うと思います。来る人をものすごく選びそうです。試したわけではありませんが、確実に日本語以外は通じないと思います。
こちらは、注文したホルモン中華そば(二ツ玉)とホルモンです。これで470円。安いです。当たり前ですが、ホルモン好きな方はたまりませんよね。ちょっと脂っこいところはありますが、美味しいです。
メニューは、これだけです。やはりオススメは、というかこれくらいしかメインではないのですが、やっぱりホルモン入り中華そばかなぁと思います。男性なら二ツ玉でもいいと思います。そもそも50円しか違いませんし。
他にもうどん、もしくはそばを選択できます。あとは、一皿120円のホルモン、そしてご飯。食べ物はこれだけだったりします。あとは、ビールか焼酎か。それだけ。
ここは間違いなく、世界でもトップレベルにローカル色が濃いところだと確信しています。どこでもそうなのですが、地元の方に敬意を表しつつ、楽しんでほしいお店の一つだと思います。
関空雑記(21):南海ラピートにFree Wi-Fiが搭載
超不定期に連載している「関空雑記」です。数年のブランクを経て、ようやく21回目です(第20回目は2014年11月)。
しばらく南海ラピートを使っていなかったのですが、いつの間にか、大阪市のWi-Fiが使えるようになったようです。
鉄道だからWi-Fiが使えないはずはないので、こういうのはさっさと導入した方がよろしい、と思っていたら、いつの間にか導入されていたようです。
こちらの写真を見てみると、どうやら2015年の12月から導入されたようです(日本語以外では、年を表記していませんね。何か重大な理由でもあるのでしょうか?)。今は2017年ですから、この告知ポスターはもういらないと思うのですが・・・なんで掲載してるんでしょうね・・・・こちらのサービスは別にスーパーシート限定というわけではなく、レギュラーシートでも利用できます。
でも、南海電鉄の特急ラピートの案内ページには、Wi-Fiのことは一言も触れてないんですよね。
まあ、特に問題はないと思いますけれど。
特急ラピートといえば、若干微妙なサイドテーブルでも(多分)有名です。飲み物と、せいぜいスナックをつまめるくらいの大きさしかなかったのですが、これが意外と今回使えることがわかりました。
かなり苦しい感じですが、マンフロットの小型三脚にiPhoneなどのスマホを挟み込むアダプターを噛ませると、見事にぴったりとはまります。ちょっとコーヒーの置き場所がiPhoneの後ろになってしまうのは、強引に目を瞑るとして、案外うまく収まったのはちょっと驚きでした。この体勢でYouTubeや映画なんかをみるというのも悪くありません。
ちなみに横から見るとこんな感じです。
ぴったりというか、ギリギリで机の上に乗っかっているのがわかります。 見事ですね。でもこんなことをやっている人は、僕だけでしたけれど。
ちなみにラピートの特急料金は大人:510円で、小児:260円になります(もちろん乗車の際には特急券の他に乗車券が必要になります。でもあんまり子供は見たことないですね)
こちらの記事は、最安値で京都から関空に行く方法を記事にしています。
この記事で出てくる三脚は、こちらです。
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「ボランティア」のガイドでありながら、お金をもらうにはどうしたら良いか?
旅行をしていると、あちこちで「ボランティア」のガイドさんがいたりします。特に、日本の場合ですと、これは「無償」です。つまりお金が基本的には一切かかっていません。
これは、タダですから、利用する側にとっても悪くないし、ガイドする方も下手なプレッシャーがかからなくて気楽にできます。
しかし、このシステムではガイドのレベルを下げることはあっても、あげることは絶対にありえません。
ガイドを利用する方からしてみたら、所詮は「タダ」ですから、「安かろう悪かろう」という意識が働きます。「ないよりまし」というところですし、結局はきっちりとした対価は得られてないでしょう。そういう意味では「ただより高い物はない」とも言えます。ある程度お金を払えば、それなりにクオリティを求めます。
ガイドをする方からしても、特に日本の場合ですと、ほとんどの人は高齢者です。つまり、退職後に教育委員会などが主催する講習会を受けて「ボランティア」でガイドをするわけです。もちろん、適当にやっているということはないでしょうけれど、ガイドの内容が良くても悪くても、何も変わりません。5分でやってほしいところを10分かけようが、1分で終わろうが、何も変わりません。これでレベルを上げるというのは難しい話でしょう。
お金が関わらないと、サロン的と言っていいのか、もしくはカルチャーセンター的と言っていいのか、自己満足で終わりがちです(もちろん、このこと自体は何も悪くはありません)。しかし、その自己満足から一歩踏み出して、得た知識を他人に伝えるという役割も担っているわけですから、ガイドの自己満足で終わるのはお互いに不幸なわけです。
では、どうしたらいいか。ここで、遠く東欧の国のブルガリア(ヨーグルトで有名)の首都・ソフィアでのFree Sofia Tourの事例を見てみましょう。
これは、ソフィアで行われている英語による無料のウォーキングツアーです。これに参加してみました。
ソフィアという町の大きさにもよるとは思いますが、2時間程の参加時間で主要な名所は全て見ることができましたし、英語による説明ですので、(少なくともブルガリア語で行われるよりは)わかりやすく、ガイドさんたちにとっても英語は「外語」ですので(といってもかなり上手です)、そういう意味でもわかりやすいと思いました。
英語でのガイドという性格もあると思いますが、ガイドは若い人が中心、ほぼ大学生か大学院生といってもいいでしょう。もっともそうでないと、英語でのガイドはできないと思います(もう少し前の時代でしたら、ロシア語だったのかもしれません)。
さて、彼らは無料でこのツアーガイドをやっています。が、奉仕でやっているわけではありません。ガイドたちはちゃんのそれなりの対価を得ています。これが日本ではなかなか普及していないと思われる「寄付」です。英語ですとdonationです。つまり、ガイドをやった後で、小さな袋が回ってきて、「私どものガイドを楽しんでいただけましたら、任意の額で結構ですので、チップをいただけると幸いです」という感じで、それぞれのガイドは報酬を得ることができます。私が参加した時は、20名以上いましたので、一人500円払ったとしても10000円です。中にはもっと払った人もいますでしょうから、ひょっとすると20000円ほどになっているかもしれません。2時間で1万円以上ですから、悪くありません。もっとも、毎日ガイドの仕事があるわけでもないでしょうし、人数も多い日もあるかもしれませんが、少ない時もあるはずです。出入り自由のツアーですから、途中でどこかに行ってしまうこともあるでしょう(実際に、行方不明になった人も、用事で離脱した人もいました)。ですが、基本的には、ガイドそのものが面白くなければ、実入りはパッとしないでしょうし、逆に、非常に面白ければチップも弾みます。必ず弾みます。ちなみに、私も千円くらい払った(donateした)気がします。
このようなシステムを日本でも取り込んで欲しいと思っています。このやり方が普及すれば、「ボランティア」ガイドの質も量も大きく変化するはずです。もちろん、いくつかの壁はあるでしょう。そもそも、日本の人はこの寄付行為(donation)に慣れていません。また、チップの文化もありません。そういう意味では、これは日本文化への挑戦でもあるかもしれません。
しかし、このように「対価を支払う」ということを定着させることによって、ある意味はっきりと評価が出てしまいます。そうすれば、きっちりやる以上のことをすると、しっかりとその対価は出てくるはずです。これが、ガイドのレベルを上げないはずがありません。
こういうことにお金が絡むことを嫌う人もいますが、カルチャーセンターの延長線上でやられるよりは、お互いにとって満足のできる物になるはずです。
ちなみに、先ほどのツアーの後では、有志の人たちだけで、カフェに行きました(私も行きました)。こういう楽しみもありますね。
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中山道一覧(京都出発バージョン)
京都から江戸(現東京)の日本橋に行くには、東海道を行くのが一般的ですが、季節によっては川止めがあったりして、到着日時が読めなかったりします(これは、実は現代でも同様で、東名高速道路を利用するよりも、中央高速を使った方が、多少時間はかかるものの、設定した時間通りに到着するので、夜行バスなどはこちらを使うこともあります)。
東海道と中山道の分岐点(現代のものですw)滋賀県草津市にて。なお、慶長7年は1602年に相当します。
(「宿」の読み方は、一定せず「じゅく」と読むときと「しゅく」と読むときがあるようです)
- 京師(けいし:京都府京都市)
- 大津宿(おおつしゅく:滋賀県大津市)
- 草津宿(くさつしゅく:滋賀県草津市):ここまでは東海道と共通
- 守山宿(もりやましゅく:滋賀県守山市)
- 武佐宿(むさしゅく:滋賀県近江八幡市)
- 愛知川宿(えちがわしゅく:滋賀県愛知郡愛荘町)
- 高宮宿(たかみやしゅく:滋賀県彦根市高宮町)
- 鳥居本宿(とりいもとじゅく:滋賀県彦根市)
- 番場宿(ばんばじゅく:滋賀県米原市)
- 醒井宿(さめがいじゅく:滋賀県米原市)
- 柏原宿(かしわばらじゅく:滋賀県市米原市):ここまで滋賀県
- 今須宿(いますじゅく:岐阜県不破郡関ケ原町)
- 関ヶ原宿(せきがはらじゅく:岐阜県不破郡関ケ原町)
- 垂井宿(たるいじゅく:岐阜県不破郡垂井町)
- 赤坂宿(あかさかじゅく:岐阜県大垣市)
- 美江寺宿(みえじじゅく:岐阜県瑞穂市)
- 河渡宿(ごうどじゅく:岐阜県岐阜市)
- 加納宿(かのうじゅく:岐阜県岐阜市)
- 鵜沼宿(うぬまじゅく:岐阜県各務原市)
- 太田宿(おおたじゅく:岐阜県美濃加茂市)
- 伏見宿(ふしみじゅく:岐阜県可児郡御嵩町)
- 御嶽宿(みたけじゅく:岐阜県可児郡御嵩町)
- 細久手宿(ほそくてじゅく:岐阜県瑞浪市)
- 大湫宿(おおくてじゅく:岐阜県瑞浪市)「大久手宿」とも
- 大井宿(おおいじゅく:岐阜県恵那市)
- 中津川宿(なかつがわじゅく:岐阜県中津川市)
- 落合宿(おちあいじゅく:岐阜県中津川市):ここまで岐阜県
- 馬籠宿(まごめじゅく:岐阜県中津川市)
- 妻籠宿(つまごじゅく:長野県木曽郡)
- 三留野宿(みどのじゅく:長野県木曽郡)
- 野尻宿(のじりじゅく:長野県木曽郡)
- 須原宿(すはらじゅく:長野県木曽郡)
- 上松宿(あげまつじゅく:長野県木曽郡)
- 福島宿(ふくしまじゅく:長野県木曽郡)
- 宮ノ越宿(みやのこしじゅく:長野県木曽郡)
- 藪原宿(やぶはらじゅく:長野県木曽郡)
- 奈良井宿(ならいじゅく:長野県塩尻市)
- 贄川宿(にえかわじゅく:長野県塩尻市)
- 本山宿(もとやまじゅく:長野県塩尻市)
- 洗馬宿(せばじゅく:長野県塩尻市)
- 塩尻宿(しおじりしゅく:長野県塩尻市)
- 下諏訪宿(しもすわしゅく:長野県諏訪郡)
- 和田宿(わだしゅく:長野県小県郡)
- 長久保宿(ながくぼしゅく:長野県小県郡)
- 芦田宿(あしだしゅく:長野県北佐久郡)
- 望月宿(もちづきしゅく:長野県佐久市)
- 八幡宿(やわたしゅく:長野県佐久市)
- 塩名田宿(しおなだしゅく:長野県佐久市)
- 岩村田宿(いわむらだしゅく:長野県佐久市)
- 小田井宿(おたいしゅく:長野県北佐久郡)
- 追分宿(おいわけしゅく:長野県北佐久郡)
- 沓掛宿(くつかけしゅく:長野県北佐久郡)
- 軽井沢宿(かるいさわしゅく:長野県北佐久郡):ここまで長野県。読みは「かるいさわ」がより正しい。
- 坂本宿(さかもとしゅく:群馬県安中市)
- 松井田宿(まついだしゅく:群馬県安中市)
- 安中宿(あんなかしゅく:群馬県安中市)
- 板鼻宿(いたはなしゅく:群馬県安中市)
- 高崎(たかさきしゅく:群馬県高崎市)
- 倉賀野(くらがのしゅく:群馬県高崎市)
- 新町(しんまちしゅく:群馬県高崎市)
- 本庄宿(ほんじょうじゅく:埼玉県本庄市)
- 深谷宿(ふかやじゅく:埼玉県深谷市)
- 熊谷(くまがやじゅく:埼玉県熊谷市)
- 鴻巣宿(こうのすじゅく:埼玉県鴻巣市)
- 桶川宿(おけがわじゅく:埼玉県桶川市)
- 上尾宿(あげおじゅく:埼玉県上尾市)
- 大宮宿(おおみやじゅく:埼玉県さいたま市大宮区)
- 浦和(うらわじゅく:埼玉県さいたま市浦和区)
- 蕨宿(わらびじゅく:埼玉県蕨市)
- 板橋宿(いたばしじゅく:東京都板橋区)
- 日本橋(にほんばし:東京都中央区)
より「歩く」ことを楽しむのであれば、現代的な開発が進んでいる東海道よりも中山道の方が好まれるようです。なお、「中仙道」との表記もありますが、「中山道」の方が正確です。江戸幕府より、御達しが来ています。
なお、そのうちちゃんとレビューを書きたいですが、「旧街道を21世紀の現代でも正確にたどろうとするのは、ほどんどのガイドブックだけでは、極めて困難」であると思われます。
中欧を巡る旅(8)---プラハから日本へ
最終日、プラハから(設定上の経由地である)ヘルシンキに向かいます。
市内からは幾つか空港へ行く方法があると思います。私は、中央駅からバスで空港に向かいました。この時は一人だったし、そもそも荷物もほとんどなかったので(スーツケースもなし)、バスで行くのが一番便利でした。人によっては、グループで動くこともあるでしょうから、その際はタクシーなどを使う方が便利かつ安くなることもあるかもしれませんし、荷物が多いのであれば、そちらの方がベターな選択である可能性もあります。時と場合に応じて。
プラハ空港は、かつては「ルズィニエ空港」と呼ばれていましたが、現在は、初代チェコ共和国大統領(かつ劇作家でもあった)ハヴェルの名前をとって、「ヴァーツラフ・ハベル空港」Mezinárodní letiště Václava Havla Prahaと言われています。
あとは、もうひたすら飛行機に乗るだけです。乗るターミナルを間違えないように。
トランジットの時間は色々ですので、時間に余裕を持って。おそらく、プラハの空港で免税品の買い物をするよりも、トランジット先でする方がいいでしょう。まず、荷物になるのを避ける。次に、トランジット先の方がショッピングエリアが充実しているはずですので。
ヨーロッパを夕方くらいに出るのでしたら、日本へは日本時間の翌日の朝に到着(のことが多い)です。例えば10日の夜に出国したら翌日11日の朝、もしくは午前中に到着するはずです。この日はゆっくり休んで、明日からの英気を養いましょう。
<おしまい>
・・ですが、後で写真や文章、情報なんかを加えたりすることもあります。
中欧を巡る旅(7)---プラハ(その2)
中欧を巡る旅(7)---プラハ(その2)です。
午前中は、橋を渡ってプラハ市の西岸に行きましょう。目当ては、もちろんプラハ城、そして聖ヴィート大聖堂です。そして、ストラホフ修道院の「哲学の間」「神学の間」あたりも見ておきたいところです。たっぷり午前中かけて。
午後は、幾つかチョイスがあると思います。美術館めぐりもいいでしょう(プラハにはミュシャの美術館があります)。でもここはまた、カフカの街でもあります。てな訳で、ユダヤ人地区をお勧めしておきます。数々のシナゴーグ、そして、ユダヤ人墓地は必見というほかはありません。いろいろな意味で、重厚な経験ではないかと思います。日本にいると、文化としてのユダヤを肌で感じることはなかなかないと思いますが、このような場所を見ると、やはりヨーロッパの文化の一角を担っていたのだなと思わされます。
この日は、ほぼ、事実上最後の食事になると思います。是非良いレストランで、最後の晩餐を楽しみたいと思います。
明日は、プラハを離れ、日本に向かいます。