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【旅行学】(1):海外旅行持ち物リスト(ギリギリ身軽バージョン)

【シリーズ旅行学】(1)

 

 「海外旅行」といえば、スーツケースをゴロゴロ。もう少し旅慣れた感じの人で、キャリーバッグを引いていく・・・そんな風に考えていたことが私にもあったかもしれませんが、もう忘れてしまいました。

 スーツケースも、キャリーバッグも、もちろん大型のバックパックもなしの海外旅行は結構「あり」ですので、まねした方がいいかどうかはちょっと微妙な「海外旅行持ち物リスト」(ギリギリ身軽バージョン)です。

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 以前、某国に留学しいた人が、あと数時間で帰国の飛行機が出る!という時に、まだ部屋の片付けが終わらず、にもかかわらず、うちに電話して来たことがあります。そのときのわたしからのアドバイスは「とりあえず、終わらなかったら仕方ないから、あとは友人にまかせて、パスポートとお金とチケットだけあれば帰国できるから、それだけどこか机の上にでもおいて、それまでは片付けに専念すること」というアドバイスをしたことがあります。この三つさえあれば、とにかく帰国はできます。要するに、この三つがギリギリの海外旅行身軽バージョンになります。

 ところが、最近はE-Ticketの普及により、チケットすら必要ではなくなってしまいました。無論、ちゃんとチェックインまでに購入する必要がありますけれど(空港で購入という手もあるし、空港まで行く途中で購入することも携帯があれば可能です。空港や駅に着いてから、ホテルに行くまでの途中で目的地のホテルを検索&予約なんていうのは、実はよくやっています)、パスポートがあれば、その番号から予約状況を検索できるので、実はチケットはいらないのです。実際、E-Ticketをバッグから探し出す前に、パスポートの提示だけで、ボーディングパスがカウンターから出てきたこともしょっちゅうです。

 「お金」と書きましたが、実際は現金よりもクレジットカードでないとどうしようもないところが多いので、本当に必要なのは、「お金」ではなく「クレジットカード」なのです!(現金が必要なときはATMで下ろせます)そんな訳で、ギリギリ身軽バージョンとしての最低(最高?)レベルは以下の二つ。つまり;

  • パスポート
  • クレジットカード

となります。あとは、世界中どこへでも(ビザとかそういう問題はひとまず置いておいて)行くことができるでしょう。空港で、なぜか近所のコンビニに来たんじゃないか?と思える様な身軽な人がいたら(実際に空港にはコンビニがたくさんありますけど・・・)、それは、こんな身軽さを実践している「究極の旅行者」なのかもしれません(多分違うと思いますが)。

 そういえば、007ことジェームス・ボンド氏がオーストリアからボリビアへの飛行機のチケットを購入する際に、彼はカードで支払いをしようとしていましたが、その様子はまさに、上記の二つしかもっていないような印象でした(実際はこれにMI6から支給された?携帯を持っていた)。 

 この映画にそのシーンが出てきます。

*写真は、関空ユーザー必携のKIX-ITMカードパスポート。名前が示す通り、伊丹空港ユーザーも必携ということになりました。