ブルガリア旅行記(2):ソフィア市
旅行記(1)では、いきなり、「最貧国」だの、いろいろ書いてしまいましたが、ソフィア市街地の中心部にはローマ時代の遺跡がゴロゴロ出てきており、そういう意味では歴史たっぷりの街であったりします。
現在、地下鉄が2線走っていますけど、一号線が完成するまでには30年かかったということのようです。掘れば遺跡、というのは、ソフィアと比べると時間は短いでしょうが、どこかの街を連想させます(笑)
旅行者の勝手な言い草かもしれませんけれど、共産主義時代のソフィアにも来てみたかったなぁ思ってしまいます。今となっては、少なくとも、他のヨーロッパの街−−ブルガリアは例外的にキリル文字を使う国ですけれど−−と、それほど決定的に違うという感じではありません。それぞれに、個性はあるのですが。
ソフィアの中心部は、ずいぶんときれいだなという印象です。きれいというのは、あまりゴミが落ちていないということです。犬の落とし物もない感じでした。途中でお会いした旅行者の方の話ですと、ルーマニアのブカレストは、そういう意味ではずいぶんと、汚い、ということでした。
また、ソフィアは、「旅行者物価の安い国」のナンバーワンに選ばれたことがあります(トリップアドバイザーによる)。そういう意味では、ブルガリア、なかなかいいと思います。ただ、おそらくちょっと観光客が行かないところだと、英語はほとんど通じないと思われます(ホテルの近くのケバブ屋さんでは、英語が全く通じませんでした)。
ブルガリア関連の数少ない一冊です。
<つづく>