Travel Note

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バークレーに行ってきました(6)

 結構べた褒めのバークレーという気もしますけれど、やはり、アメリカの街だな、と何度も感じたこともありました。バークレーはあれだけ進歩的な街にもかかわらず、歩行者天国がなかったのは、少し驚きでした。

Berkeley

 レストラン街の前など、もしこれがヨーロッパだったら、間違いなく車の進入は禁止され、歩行者天国となっているはずです。もちろん、これがアメリカならでは、と結論づけるのは尚早でしょうけれど、車文化の強いお国柄ですから、歩行者天国の不在の原因を車優先社会と結びつけて考えたくもなります。

 ほかにも、アメリカ全体に言えることでしょうけれど、いわゆる「旧市街」というのが存在しない/しえないということもあるのでしょう。ヨーロッパの歩行者天国は、旧市街に多く存在しています(それ故に、日本だったら町の発展の中心に位置するような駅が中心から少し外れたところにあったりします)。

Pho K & K, Berkeley

  他にも、文化的成熟度なんかは、どうなんだろうと思いを馳せたりもします(が、この辺りの事情はよくわかりませんので、また別の機会に、というところでしょうか)。

 

あとは、実際に住んでいる/いた方の記録は勉強になります。

  今考えると、ここ出身の先生のゼミなんかにもよく出ていたことがありますが、あまりバークレー時代のことを聞くことはなかったように思います。こちらも聞かなかったですし、向こうからいろいろ話すようなこともなかった気がします。ちょっともったいなかったな、という気もしますけれど、関心のズレもありましたので、仕方なかったかも。

 バークレーは、アクティブな観光地というよりも、どちらかというと、ちょっと郊外まで足を伸ばして、のんびりすごす、といったタイプの場所でしょう。must-visitかといわれると、そんなことないなぁと思うのですが、しかし、おすすめですし行ったらきっと気に入るような、そういうタイプの場所ではないかと思うのです。

 
<おしまい>

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