Travel Note

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Peachで韓国に行ってきました(6)

 今回は新村(신촌, Sinchon)に宿泊しました。


新村 31-11 Nogosan-dong, Mapo-gu, Seoul

 ここをソウル観光の拠点にする人は、さほど多くないかもしれません。こちらも、湯水のように旅費を使えるのであれば、新羅ホテルウエスティンソウルミレニアム・ソウル・ヒルトンあたりに宿泊するのですが、さすがにそうもいかないので、身分相応の安ホテルに、ということになります。

新村にて

 写真は、新村の交差点。この辺は、「超高層ビル」がなく、空が広くて開放感があります。真っ正面にあるのは、現代百貨店です。そういえば、何度も入ったことはありますが、買い物をしたことはまだありません。

 それはそうと、ソウルには韓国伝統家屋かつ、高級宿というのはどういうのがあるのでしょうか。京都で言えば、柊屋レベルのところなのですが、探し方が悪かったのか、ちょっと見つかりませんでした。

 ホテルはともかく、新村は、どちらかというと学生街です。韓国を代表する延世大学(英語サイト)と梨花女子大学(日本語サイト)が近くにあり(ちなみにどちらもキリスト教主義の大学です)、明洞のような、観光地とは少し異なる雰囲気でしょう。しかし、学生街であるということは、一般的な観光地とは、値段も異なるはず、つまり、安いということです。

ホルモンの店

  韓国でありがたいのは、これは中国も同様ですが、日本(の味になじんでいる)人にとっては、美味しく頂けるものが多いということです(そうでない国や地域もたくさんあります)。

前菜

 手前左のものは、韓国風茶碗蒸しの「ケランチム」(계란찜)です。「ケラン」は「鶏卵」、「チム」は「蒸し、煮込み」という意味になります。あとの名称はちょっとわかりませんでしたが、美味しく頂けたのはよく覚えています。いずれの食べ物にも名前があるのですが、なかなか名称までは正確に覚えられません。

いためもの

 この料理もおいしく頂いたのですが、なんという名前なのか、不明です(もちろん、わたしが知らないだけです)。[追記]これは、제육볶음(ゼユッボクムというそうで、「三段バラ肉の甘辛いコチュジャン炒め」という訳がついていました。簡潔な直訳としては、「豚肉炒め」というところでしょうか。

参考サイト:ゼユッボクム(제육볶음) -- 三段バラ肉の甘辛いコチュジャン炒め

 インターネットの発展といっていいのかわかりませんが、何か名称がある程度わかっているものについては、検索しやすくなりました。さきほどの「ケランチム」も、「韓国 料理 茶碗蒸し」で検索すると、それの相当する情報が写真もついて、探し当てることができます。しかし、逆というのは、つまり、「この写真に写っている人は誰?」「この食べ物の名前は?」「ここはどこ?」というような文字情報がないものに関しては、なかなか手こずります。知っている人に見せれば、一瞬で答えが出てくるようなものでも、「この写真にある、この食べ物の名前は?」という問いに関しては、正確な答えを探し出すことは、なかなか難しい。

 このような部分に関しては、まだまだ人間の認識能力の方が上だということです。

 

Peachで韓国に行ってきました(7)に続く>

韓国でいちばん親しまれている韓国料理の本

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<つづく>