【ドイツ】マールブルクは坂の街
ドイツの魅力は、大都市よりも圧倒的に小規模の街にあります。特に、大学街と呼ばれるような、ハイデルベルク(Heidelberg)やテュービンゲン(Tübingen)、ゲッティンゲン(Göttingen)などは、旧市街(Altestadt)がよく保存されており、昔ながらの街並みを堪能することができます。
日本とは違って、駅の周りは特に何もありませんが(全くないわけではありませんけれど。あ、でも泊まったホテルもつぶれてたな・・・)、少し歩くか、バスで旧市街まで行くと坂の町が見えてきます。
こんな感じの木枠の建物が目白押しです。
マールブルクは大学の街でもあります。毎年夏にはドイツ語の夏期講習が行われて、私も参加したことがありますが、この坂を登って、大学の中でも一番歴史があるエリアを使ってドイツ語の授業を受けました。正面に見えるのは大学付属教会です。同じエリアに神学部もあります。
ちなみに、宿泊するのは大学の学生寮になり、格安で滞在することができます。この辺りは大都市の大学にはない魅力かもしれません。
歴史ある街だけあって、古い建物も数多くあり、このエリザベート教会は、特に有名です。
マールブルク大学といえば、ハンナ=アーレントが入学した大学、ついでに言うと、ハイデガーと出会った大学でもあり、ブルトマンの講義を受けた大学でもあります。
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