『ユダヤガイドブック』のための「ユダヤ博物館」ガイド
古い言い方かもしれませんが、いわゆる「ディアスポラの民」として、ユダヤ人はつとに有名です(他にも有名なのはアルメニア人)。ざっくりとした言い方になりますが、自分たちの独自の文化を保ったまま、世界中に離散しているということもあって、あちらこちらにその足跡があります。ヨーロッパは当然のこと、意外なところだと、インドや中国の上海にも、彼らの記録の跡があります。
ですが、やはり旅行先としてメジャーなところだと、ヨーロッパの主要都市ということになり、博物館などもしっかり整備されています。
(ウィーンにあるユダヤ博物館)
ということで、最終的には世界中を網羅した、しかしとりあえずは、ヨーロッパだけでも網羅した、極めてマニアックな、でも非常に大事と思われるガイドブックを作ってみたいなぁと思い、その試金石として情報だけでも集めてみようかと思った次第です。
と、なんとなく「博物館」縛りで書き出してみましたが、量が圧倒的に多いので、ちょっと止まったまま、放置になってました。
もちろん、この手の情報系の本は、現地まで行かなくてもある程度まではまとめられますけれど、せっかくですので実際に見てどんな感じなのかお伝えしたいところです。
それしても、ユダヤの、特に近現代の話題を取り扱う時には、なんとも言えない圧倒的な文化的重厚さ、重層さを感じます。
ともあれ、取材もちゃんとしてまとめてみたいですね。