Travel Note

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シリア旅行(3)18th Aug. 裁判所〜宗教省〜講義

木曜日。今日から、怒濤の日々が始まります。

まず、司法省。といっても、中身はどう見ても裁判所でした。正式には「ダマスカス地方、高等裁判所」だそうです。

司法省?裁判所?

中は、撮影禁止だったので、写真はなしです。 入り口の上にはアサド元大統領のポートレートがかかっています。

もともと今のシリア共和国はフランスの委任統治領だったので、裁判のシステムはフランスから持ち込んだもののようです。

その後、アブヌール学院へ。

Abunour

この写真は、取り立てて大きさを誇張して撮影しているわけではなく、実際に大きいのです。モスクと大学が一緒になっていると思って下さい。確か、7階建ての立派な建物です。正式名称は、アフマド・クフタロー財団アブヌール学院です。

ここで、お茶をしたあと、付属の学校にある学食で食事をしました。

lunch@Abunour

こんな感じのランチでした。左上に写っているアイスクリームがめちゃめちゃうまかったです。これに、ナンのようなひらべったいパンがつきます。

 その後、宗教省へ。

ここで、このアブルール学院の理事長でもあるクフタロー氏の紹介で、シリア・アラブ共和国の宗教大臣と面会することができました。

シリア・アラブ共和国:宗教大臣

真ん中の方が大臣です。右はクフタロー氏。左は、四戸(しのへ)同志社大学神学部教授です。しかも、おみやげに立派な(よって、かなり重い)クルアーンもおみやげにいただきました。

 宗教省の建物に入った瞬間は、入り口で工事が行われていたので、どうなることかと思いましたけれど、非常に立派なところで、おいしいお茶もいただいて、さすが、という感じです。

 その後は、アラビア語の講義とダマスカスの歴史の講義です。同時通訳の講義というのは、なかなかしんどいのですけれど、アラビア語から英語というのは、さすがにしんどかったです。

 そのあとは、ダマスカス市内にあるレストランに行きました。

Al Kamal

 けっこう高級な感じのレストランでしたが、色の割には妙に健全さが漂っているのは、アルコールが一切でないせいでしょう。当然ながら、このようなお店はあちこちにあります。学校の中でお酒も飲める国もあれば、普通のレストランでもお酒がない国もあるのは、なかなか興味深いです。

Lamb's brain

私は、前菜として子羊の脳みそを食べてみました。予想通り、白子のような感じで、あっさりしており、むしろまわりに付いていたトマトの方がダメでした。私は、生のトマトはだめなのです。

Al Kamal 

デザートはプリンをいただきました。これも、濃厚な味で、大変に美味しかったです。

ハウス 黒ごまプリン 70g×10個

ハウス 黒ごまプリン 70g×10個

 

<つづく>