【インドネシア】ハラールカップヌードル

ジャカルタ（Jakarta）で購入した、ハラール（Ḥalāl）のカップヌードルです。

インドネシアは、ムスリムが多い国です（ちなみにインドネシアという国の中で、圧倒的に人気があるバリ島は、逆にイスラームの島ではありません）。それゆえに、この国で食品を販売しようとすると、少なくともなんらかのお肉が入っているようなものなら、ハラールのマークがないと売れません。まあ、こういう認証をある機関にお任せして「取得」するのが、真にイスラーム的なのかどうかは、議論があるところですが、ビジネス的にいえば、ある方が便利です（宗教的にはどうでもいいけれど、ということです）。特に豚に関しては、生理的嫌悪感が強いのでということでしょう。「豚とか食べるなんて、ありえん・・・」という感覚です。これは、日本の食文化で育った人が犬や猫を好んで食べないというのと感覚的に同じです。強調点は「ありえん」というところです。

こちらのカップヌードルにも緑のハラールマークがついています。これがあると「あー、安心」ということでしょう。あれですね、日本の感覚から言うと「賞味期限内」ってな感じかもしれません。ちなみに、よく見ると「Cup Noodles」と複数形になっているのがお気づきでしょうか。これは誤記でもなんでもなく、海外向けの製品には複数形で、つまり「麺が（一本だけでなく）複数入っている」ということで、最後にsをつけたそうです。へぇ。

なお、味はまあまあ。いますぐジャカルタまで飛んで行って、購入したい！というほどではないと思います（笑）。日本のカップヌードルに慣れていると、ちょっと麺が少ないので物足りないかもしれません。なお、海外で、この手のインスタントラーメンを購入すると、割り箸がついてこないのが普通なのですが、その代わりに、中に二つ折りになっているフォークが入っていたりします。これは意外と便利。便利なのですが、このフォークが真っ二つに折れていたりすると、全く役に立たないってことになっちゃいます・・・（この時も中にあったフォークは折れてました・・・）