ブルガリア旅行記(1):バラとヨーグルトとキリル文字のくに
ヨーグルト(と、もしかしたらバラと琴欧州)しか思いつかないのが普通のブルガリア(ブルガリア共和国:Република България、Republic of Bulgaria)に行ってみました。
東は黒海に、南にはトルコとギリシャ、西にはマケドニアにセルビア、北にはルーマニアに囲まれた国です。
ブルガリアは、ちょっと情報をあさってみたところ、欧州の中ではなんと最貧国のレベルで、平均月収は5万円ほどだそうです。ちなみに、2007年にEUには加入を果たしています。ただし、通貨は独自通貨を使用しています。
ソフィア市の地下鉄は、一回乗るごとに1レフ(「ライオン」という意味。ソフィア市のシンボルでもあります。だいたい、日本円で約65円)、一日券は4レブでした。安くてありがたいです。ブルガリア料理も結構いけます。しかも、安い。結構がっつり食事をして、20レブくらいかな、と思っていたら10レブちょっとでした。これで、ビール付きです。
とはいえ、少々気をつけなくてはならないところも。私の人生で、おそらく初めて、バッグを後ろから開けられそうになりました。手が伸びてきたところで、気がついて後ろを振り向いたら、お姉さんがニコッと笑っていましたが、手を伸ばしたところを見てしまったので、こちらもかなり警戒態勢になりました。様子を見ると、この女性、観光客がいそうなあたりを行ったり来たりしているようです。
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実は、ここのソフィア大学(上智大学ではありませんw)に留学しようかな、と思ったことがありました。大学の国際課の掲示板で「ブルガリア語ができなくてもOK!英語がそこそこできればこっちで勉強できますよ〜」(意訳)という募集がかかってました。あの時、そのまま留学していたら、今頃どんなことになっていたのか。
日本人観光客はほとんど来ない国だと思いますが、かなりオススメです。感覚的には星4つ半くらい。安いというのもあるのですが(これは諸刃の剣)、街は清潔、食べ物美味しい、遺跡はゴロゴロ、ちょっと遠出すれば世界遺産といういい条件が沢山あります。加えて、日本からは行きやすい!関空からだと深夜発のターキッシュエアラインを使うことになると思うのですが、イスタンブールを経由して、ここからソフィアまでというのが、時間的にもちょうど良い。機内である程度寝て、午前中にはもう到着できますので、体に負担もあまりかかりません。
*写真は、アレクサンダル・ネフスキー寺院(Храм-паметник Свети Александър Невски)。非常に美しいのですが、内部は撮影禁止です。ちょっと暗いので、双眼鏡なんかがあるとすごくいいと思います。
<つづく>
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