関空雑記(15)新しくなった関空でのイスラーム礼拝室(2)
イスラームの礼拝室ですので、男女別に別れています。(当然)男性用に入ってみましょう。十分に予想されたことですが、この時も誰もいませんでした。
ふと思ったのですが、中国語はともかくとして、あんまり韓国語は必要ないかなという気がします(韓国も日本と同様ほとんどムスリムはいない)。それよりもインドネシア語やアラビア語を表記した方がいいとは思いますが、まあ、Menで間違える人もそうそういないでしょう(見りゃわかる、ということです)。
早速中に入ってみましょう。
どさっと注意書き(ただし英語)があります。特に特殊なことが書かれているわけではないのですが、寝るのもダメなんですね。イスラームの教義に則ったという感じでもないですね。
当然ながら土足は厳禁です。ちょっと可愛らしい靴べらもあります。
今回はちゃんと手足を洗う水場もあります(以前はなかった)。
どこから持ってきたのか、クルアーンなどの本もあります。
新品ばかりではないので、どこからの寄付なのでしょう。
椅子も用意されています。
作りは極めてシンプルです。最初わからなかったのですが、ちゃんとキブラの方角も表示してありました。
極めてシンプルな作りです。
「いかがでしたか?関空を訪れた際にはぜひ立ち寄って下さいね!」という感じのところでもないのですが、こういうところもあるよと紹介してみました。
ちょっと気になったのは、ここは「祈祷室」Prayer Roomです。しかし、作りは完全にムスリム用になっています(ついでにいうと、ガイジンムスリム用ですね。)。それならそうとちゃんと書いた方がいいと思われます。単にPrayer Roomだと、宗教は問わないということに当然なります。おそらくそれは、設置者、すなわち関空の意図ではないでしょう。
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