十返舎一九『東海道中膝栗毛』
読んだことはありませんが、「東海道」と言えば十返舎一九の『東海道中膝栗毛』です。
上下巻なんですね。あたらめてタイトルを見ると、「膝栗毛」ってなんなんだろう?*1
上下巻で大体二千円くらいです。ただ、初版が1973年ともうすでに40年以上前なので少々、というかフォントが古すぎて読みにくいです。新しいフォントを使って、できれば注なども新しくして新版の『東海道注』を出して欲しいところです。注などを担当した麻生磯次さんという方は、大変立派な学者だと思いますが、これをうまく活かす感じで21世紀版が欲しいですね。
現代語訳もあります(こちらも岩波より)。っていうか黄版は現代語訳じゃなかったのか・・・
こちらも上下巻。
こちらは、原文版よりもひとまわり高いくらいの感じです。江戸時代の文章とはいえ、原文を読みこなす自信はないので、私用には現代語訳の方がいいと思います。