Travel Note

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超短期留学も旅の一つ 

かつては「留学」と言えば、エリートの必須科目と言いますか、学ぶ方も送り出す方も、相当の覚悟だったような気もします。最近では特にそういう悲愴感はなく、ちょっとそこらへんまで行ってきます、くらいのところまで気軽になってきた、というのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、気分としてはそんな感じです。

新村

(写真はソウルの学生街の一つ新村。ブログの内容とはまるで関係ありません)

 

まだ、欧米に学位(博士号)を取りに行くというのならともかく、語学研修でしたら、夏休みに一ヶ月ほど現地の大学に行くくらいな感じですと、ほとんどの国ではビザも必要ありませんし、まあ、運賃は少々値が張りますが、旅行の拡大版のようなノリでいくことができます。

Sather Gate

(こちらは多分地球で最強の公立大学の一つ、カリフォルニア大学バークレーバークレーのことについては、こちら

 

しかし、上には上があると言いますが、この気軽さよりもさらに気軽に留学を楽しむことができるのですね。

 

お隣の韓国では語学と文化の短期留学のような制度が結構整っており、なんと年末だけの一週間の超短期留学ということもできるのです。さらには、日本のゴールデンウィークに合わせて、5月の初めに一週間程度の留学もできる制度もあるということ。これにはさすがに驚きを禁じえませんでした。すごい。ただでさえ日本語を普及させようという気概に欠けている、というか全く感じられない日本からすると、天と地とほどの差があります。

 

例えば、こちらの漢陽大学

漢陽大学校国際語学院 | 韓国留学|韓国旅行「コネスト」

超短期留学の案内など。

2016/01/13 02:11

 ここには、「スペシャル短期課程」というのがあって、2016年のゴールデンウィークでは、5月1日~6日(初日にオリエンテーションとクラス分け試験)という短期で授業が提供されています。なお、お値段は550,000ウォン。また、年末にも同じような講座があって、2016年12月26日~2017年1月1日(なお、これは月曜日から日曜日までのいスケジュールになっています)の集中短期講座が組まれています。これまたすごい。こちらのお値段は610,000ウォンです。レートがどうなるかわかりませんけれど、大雑把な計算だと1日1万円の授業料ということになります。

 

レートの関係もあって、「ものすごく安い」というわけではありませんが、短期でとにかく集中して学びたい、という人にはピッタリかもしれません。また、普段は(日本等で)仕事をしているから、こういう時でないと時間が取れない、という人にもぴったりだと思われます。

 

以前、ドイツの大学でドイツ語の夏期講座に参加したことがありますが、さすがにこれほど短い期間で、というのは聞いたことがないです。すごいね。これなら、ちょっと行ってみようかな、という気になります。

 

母と娘の韓国留学日記

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